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療法食の種類

療法食の種類

今の猫は飼い猫が多くなり、特有の病気になりやすくなっていることが多いです。

 

イエネコとして変化していった猫は体が弱い子も出てきています。

 

そんなとき、飼い主が出来ることと言えば病院に連れて行くこと、食事療法をしてあげることです。

 

今はいろんなメーカーが様々な療法食を販売しています。

 

市販で手軽に買えるものから、動物病院で購入しなければ買えないものまで、その種類は様々です。

 

そこで現在、どんな療法食が販売されているのか紹介していこうと思います。

 

 

*腸内環境をサポートするキャットフード

腸内環境

 

おなかを壊しやすい、おなかの調子が悪くなる猫に開発されたキャットフードで、オリゴ糖オメガ脂肪酸などが含まれています。

 

私たち人間もヨーグルトなどで腸内の善玉菌を増やして整腸しますよね。

 

猫にもおなかが弱い子がいます。その子に市販のキャットフードを与えると調子が悪くなってしまいます。

 

また、キャットフードに含まれている脂質をうまく分解できないため、便が脂肪便になる子もいます。

 

そういったことを防ぐために資質を下げ、健康なうんちにします。

 

普通のキャットフードよりもお腹の事を優先的に考えた療法食です。ドライフード、ウェットフードともに販売されています。

 

 

 

*アレルギーを持っている猫に考慮するキャットフード

アレルギー

 

猫は基本的に肉食ですが、中にはチキン、魚にアレルギー反応を示す猫がいます。

 

そういった猫には同じ肉でもアレルギーを起こしにくいラムを使用したキャットフードが販売されています。

 

もちろん、魚だけ、チキンだけというキャットフードも販売されており、食べられない肉を排除したキャットフードがつくられています。

 

そのほかにも穀物(小麦や米など)のアレルギーを持つ猫に対してもグレインフリーのキャットフードも販売されているの

 

市販のキャットフードでどうにも様子がおかしい、獣医師に指導された場合は猫のためにもアレルギーの含まれていないキャットフードを与えましょう。

 

アレルギーに考慮したキャットフードはウェットフードが多いですが、ドライフードも一部では販売されています。

 

 

 

*肥満傾向の猫に対するキャットフード

肥満

 

猫は避妊、去勢をすると同じ食事をしていても太りやすくなります。

 

また、完全室内飼いだと運動量が足らなくなることが多いので、近年肥満、肥満傾向になる猫が多くなっています。

 

猫は自分でダイエットのために運動をしようとは思いませんし、食事をコントロールしません。

 

超肥満の猫にはネコ用のダイエット方法で痩せることも可能ですが、それらは自腹なので値段は結構かかってしまいます。

 

そうならないように、今では食事療法で肥満を対策する飼い主が多くなっています。

 

市販のキャットフードにも「室内飼い用」や「肥満コントロール」など気軽に購入することができますが、病院で処方された療法食の方が効果は期待できます。

 

筋肉が弱くなると体を支えることが出来なくなってしまうのでそれらを維持するためのタンパク質は多くし、肥満の原因となる脂質を減らすという食事が一般的です。

 

最近の肥満猫用療法食は美味しくなっているので嫌がる猫も少なくなっています。

 

この肥満サポートのキャットフードは種類が多いので、その子に合ったものを獣医師と相談しながら与えましょう。

 

 

 

*糖尿病の猫に対するキャットフード

糖尿病

 

肥満により、糖がうまく分解できずに血中に出てしまう糖尿病。

 

普通のキャットフードでは急激な血糖値上昇によるショックを防ぎ、糖のコントロールをするのは容易ではありません。

 

今は室内飼いの猫が多く、運動不足よ食べ過ぎによる肥満、糖尿病の猫が増えています。

 

そういった糖尿病の猫に対して糖をコントロールし、低カロリーで体重を管理できる療法食が販売されています。

 

肥満用のキャットフードは手軽に購入することが出来ますが、糖尿病のキャットフードは医師の指導が必要なので注意しましょう。

 

ドライフードの他にもウェットフードがあります。その猫に合わせて与えていきましょう。

 

 

 

*下部尿路疾患に対するキャットフード

下部尿路

 

猫は膀胱炎や尿結石症を発症する確率が高いと言われています。

 

これは体の構造上なりやすい猫が多く、ストレスや人間の牛乳を飲むことで膀胱に石が出来てしまう

 

それによりおしっこをする時に痛がったり、うまく排尿できないなどの問題が起こります。

 

そういった猫に対して「pHコントロール」という療法食が販売されています。

 

膀胱炎や尿結石症の場合、猫の尿は酸性になっていることが多いのでそれらを正常な弱酸性に戻す手助けをするキャットフードです。

 

また、尿の量も少なくなっていることがあるので健康的な尿量になるように調整し、カロリーのコントロールもして太りすぎないようにします。

 

様々な角度からアプローチしていくので泌尿器の調子が悪くなりやすい猫には安心して与えられるキャットフードです。こちらも医師の指導が必要です。

 

 

 

*肝臓疾患の猫に対するキャットフード

肝臓

 

猫は消化器や泌尿器など、内臓の病気にかかりやすい動物です。

 

そのひとつに肝疾患があります。

 

肝臓は体の中に必要な栄養を作りだし、体外から取り入れたさまざまな物質を分解・解毒する大切な役割を担っています。

 

その肝臓がなんらかの原因で異常をきたすと、体全体に大きな影響を及ぼします。

 

大きな症状としては食欲が無くなる、多飲・多尿、元気がない、白目や歯茎が黄色くなる、体重や筋肉が減るといった症状です。

 

その際は動物病院で診察してもらうことが大切です。

 

そしてその後、肝疾患だと診断されたら療法食を処方されるかもしれません。

 

肝臓をサポートするキャットフードは、通常よりも少量で十分な栄養が取れるようになっており、食欲がない猫でも少し食べられれば問題ないように工夫されています。

 

また、肝臓に負担をかけてしまう銅が制限されているので悪化を防ぐことができます。

 

動物は食事を取れないとすぐに痩せて行ってしまうのでこういった療法食を与えることは大切です。

 

市販では売っていないので、動物病院で購入しましょう。

 

 

 

*腎臓疾患の猫に対するキャットフード

腎臓

 

猫の腎臓疾患は発症率が高く、15歳以上の猫の30%以上は慢性腎臓病であったという報告もあったほどです。

 

腎臓病になってしまう原因ははっきりとしていませんが、人間の食べ物を食べたことによる塩分の取りすぎや遺伝、他疾患による併発など様々な原因が考えられます。

 

腎臓は血液中の老廃物を尿として体外に排出するために必要な臓器で

 

腎臓疾患腎不全になると血液中の毒素や老廃物が排出されず体に不調がでる病気です。

 

症状としては食欲不振、多飲多尿、夜尿、嘔吐、便秘や下痢など、排出系に様々な問題が発生します。

 

これを放置しておくと尿毒症という病気に進行していまい、死亡してしまいます。

 

そうならないように、動物病院に連れて行き治療をしてもらった後は再発防止のために腎臓疾患用の療法食を与えましょう。

 

食欲減退による体重減少を防ぐために少量で高カロリーに作られており、調子が悪く食べられない猫でもあまり問題はありません。

 

腎臓に影響があるとされるリンも通常のキャットフードとは違い制限されているので食事の際に適量を与えていれば問題ありません。

 

腎臓疾患の猫に対して通常の市販キャットフードでは負荷が大きいので必ず療法食を与えましょう。

 

ウェットフードも販売されているので食欲や食べやすさによって分けるのも良いですね。

 

 

*流動食

流動食

 

自力で食事をとることのできない猫(末期の病気や手術後など)に与えることのできる療法食です。

 

これはチューブを使って直接胃に送り栄養を取らせるために使うもので、粉末のものを溶かして与えます。

 

通常のキャットフードに比べて各栄養素が非常に高く、胃や腸で吸収されやすい作りになっています。

 

チューブの場合、自宅で行うのは難しいので動物病院で処置してもらいましょう。                                                 

 

 

このように最近では様々な疾患や状態に合わせた療法食が販売されています。

 

食事は毎日とるものですから、そこから健康をしっかり考えていくことが大切ですよね。

 

療法食のキャットフードは安くはありません。

 

500円ぐらいのキャットフードを買っている人にはその3倍、4倍することが多いので中々手を出しずらいかもしれませんが

 

猫の病気の治療費の事を考えれば品質の良いキャットフードを与えて病気にならないように予防することが大切になってきます。

 

今一度、キャットフードの事を見直してみてはいかがでしょうか。